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宇宙線実験研究室

Tibet & IceCube

研究室では,宇宙線の観測を通して太陽地球間,太陽圏スケールの空間における 物理を研究しています。宇宙線は宇宙空間に存在する高エネルギーの荷電粒子 (主に陽子)で,地球へは銀河磁場の影響によってほぼ等方的に飛来するのですが, その到来方向にはほんの僅かに異方性(等方的でないこと)が観測されます。 このような異方性を長期間にわたって観測することで太陽圏スケールの磁場構造や その変動を調べることができます。